  一緒に居て 同じ空気を吸い 同じ時を過ごしていても 心によぎるもの 胸の内の思いは みんなそれぞれ違うかもしれない 笑顔で向き合い楽しそうに騒いでいる 腹を割って話しているつもりでも それが真実なんかじゃなく ただ上辺だけの事かもしれない ふと 隣の人が 目の前の人が 何だか遠くに感じはじめたら 弾んで対話している人々が いつしか遠くに感じはじめたら 共に居るのに 何だか虚しく寂しく感じはじめたら 心が離れはじめている証拠 キミの心が想いが 此処から離れて 旅立ちへと向かっている証し 何処へ向かうか… 何を捜して何処へ行くのか 違う人を求めて流離うのか 新たな仲間を求めて彷徨うのか それとも ただ一人で歩き続ける決心なのか… 深く自らに問い掛けてみることだ でも キミの人生の軸足がしっかりしていたら そんな事をしなくていい 思わなくていい キミの生き方が浮き草や根無し草じゃなかったら そんな事をしなくていい 思わなくていい 求めるものが確かなもので 心にブレが無かったら いつか 気持が通う人達と巡り会える いつか 同じ心を持つ人と出会えるから… キミの心の中が 枯れ野じゃなく荒れ野でもなく 色とりどりの花が咲いているのなら その日は近い もう すぐそこまで来ている 『色とりどりの花』 加筆改稿
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