 はっきり 「別れの言葉」を言われているのに もう一度 確かめたくなる いや 一度だけじゃなく 何度でも 何もかも 頭では解っているのに 心が受け付けないから 固く閉まった心の扉が 撥ねつけてしまうから 追いすがっても 懇願してもムダなのに 心が がんじがらめに縛られて 自分の思いに囚われて 耳を閉ざし 心を閉ざし 叶う筈もない 何の拠り所もない 幻だけを追いかけている でも そう もう一人の自分が囁いている 「もうダメだから 他を見た方がいい」 と わかっている 本当はすべてわかっている だけど 今は聞きたくない 「あの楽しかった日々に戻りたい」 と 幼い自分が駄々をこねているから… 無理を承知で切望しているから… もう二度と戻れないのに それでもまだ… 尖った残り火がすっかり燃え尽きるまでは…
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