燈す灯り
2008/10/03(Fri)


夜の帳(とばり)が降りて 街に灯りが燈る
仄かで優しい光の束が 道行く人々を照らす
誰も見上げることなんてない
知らん顔して通り過ぎて行く人達
そんな風に燈る街路灯
気付いてなんか貰えないけど
それでも暗やむ道筋をひたすら照らし続ける
「そんな灯り」にも似た 我が境涯…
灯りがほんのり輝いて 人々の背中を肩を心を照らす
冷え込んだ心に温もりを…
踏み出す心に奮い立つ勇気を…
迷い彷徨う心に確かな道標を…
悲しみ涙する心に柔らかいハンカチを…
傷を負って喘ぎ苦しむ心に白い包帯を…
共に語り 共に歓び 共に笑い 共に哀しむ
きのうを照らし 今日を照らし
明日を照らす そして未来を照らす
そんな街の灯り…
気がつけば
いつからか いつの間にか
「そんな灯り」に近い「そんな私」になっている
そしてこれからもずっとずっと
『そんな私』でいようかなと想う
『燈す灯り』加筆改稿
Trackbabck
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