

遠くから眺めても 目に飛び込んでくる
懐かしい町並 その中で際立つ昭和の原風景
何処にでも変わらぬ時代の名残がある
『赤ちょうちん』
優しく心を包み込む 仄かで温かな赤ちょうちんの光
腹わたにグーッと染みわたるお酒の滋味
喉ごしにツーンと染みわたるビールの涼味
すっかり縮かんで絡みこんだ心を
さりげなく紐解いてくれる店
『おでん』を頬張り 温かい汁をずずーっと音を立てて啜る
炭焼きの鳥にシシトウに舌鼓を打つ
隣りに座る酔っぱらい親爺の背中も温かい
お客達の愚痴もぼやきもなんだか耳ざわりがいい
流れる有線は延々と懐メロ演歌の連珠・・・
そんな感慨に耽りながら家路に着く
酒飲み体質だったらすぐにもドボンする所だけど・・・
まるで下戸の身の上 独りで入る勇気がない
あー腹へったなぁ・・・
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