 いつの間にか 心に溜まった澱が 顔に表われてくる 華やかなのに 何故か 暗い影を宿した横顔 胸を張りたいのに 何故か 萎れたように 俯いてしまう かつて 燃えていた あの日 晴れやかな笑みを浮かべてた頬は 内側から滲み出てくる 心の影に いつしか覆われてくすんでいく 華やかだったからこそ 陰影に暗く彩られた表情は 切なく 哀しく 寂しげに見えてしまう 鮮やかな濃緑の葉の中に 自分を解き放ってみよう その暗い影を宿すのは 何もかもを 胸の内に 抱え込んでしまうから 心を開いて 胸を開いて 素の自分をさらけ出した時 華やかな笑顔になった あなたがそこに すっくと立っている 残像なんかじゃない 燃える今日のあなたがそこに居る
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