
挫折
夢や希望が打ち砕かれ、失意の底に落ちる事を挫折という。
本当に辛い、苦しい。
人生を放棄したくなる瞬間である。
でも、挫折は夢や希望を持ったからこそ起こるのだ。
人生の目標を持ったからこそ遭遇する悲劇なのだ。
何も考えず、何も求めない人に挫折は無い。無論達成もない。
挫折した事から見えてくるものは、自分の抱いた夢や希望の実体である。
夢や希望の描き方である。
達成と挫折は背中合わせにある。
夢を持ち続けないかぎり成功の喜びはなく、
そして挫折を経験しない成功も又根拠の曖昧な自己満足か
実体不明の一過性の達成領域でしかない。
それらは真の人生の充実をもたらしてはくれない。
負けを知り勝つ、弱さを知り強くなる。それが本物となるのだ。
挫折して失意の底に落ちる人、
その後の人生を暗い闇に覆ってしまう人は、
夢の描き方の錯誤を決して認めない頑迷な心の持主である。
さもなければ自らの無知無能を認識出来ずにいる人だ。
『失敗は成功の母』という。
しかし失敗なのか挫折なのかの境界がはっきりしない事も多い。
夢、希望を持ち続ける人こそが成功者の条件だが、
その夢をどれだけ吟味分析しうるか、
希望を確信にしうるかが鍵を握っている。
失敗も挫折も何度でもしてみればいい。
その度に心が強靱になる事を知ろう。
知識も増し知恵が深くなる事を知ろう。
何度でも、何度でも・・・
しかし、同じ失敗、同じ挫折を繰り返すのだけはやめよう。
ブログランキング
ご協力お願い致します。
スポンサーサイト