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鑑定歴40年 面接鑑定専門 本格占い 癒しの隠れ家 四柱推命・断易・気学・風水・手相・他
■■■運気の変わり目
2006/03/31 Fri未分類
 マイナス運気が抜けたのに・・・

 低迷運が終わり、いよいよ新たな展望も開ける発達運を迎えた筈なのに、ちっともいい事もなく、心が変わっていく感じもしない。これじゃ、運命学も信じられない。

 そんな思いの方々が大勢居られる。二月立春より、暦も新たに、「さあ、今年はバッチリ決めるぞ!」と決意したものの、はて、さっぱり新機軸も立たない。「占いじゃ完璧な発展運なのに、どうして?」と逆に落胆する人も多い。

 この季節は、そんな混迷バージョンの発生する時なのである。さて、その理由について考えて見ると、答えは実に簡単なのである。

 低迷運を過ごした人は、低迷なるがゆえに、心身ともに疲弊しており、平常値のレベルになっていないのである。マイナスの残留思念に囚われていて、未だ新規に動き出せる情況に到達していないだけの事なのである。

 ちょうど、病人が長患いをして、ベッドに寝たきりの様を考えて見れば解ると思うが、病いが回復して、ベッドから離れても、すぐには歩行も出来ないのと一緒なのである。

 脚はふらふら、真っ直ぐ歩く事も叶わないのである。
 運気回復の期もこれと同じ情況であり、いきなり駆け出すのは無理というものである。それなりの歩行訓練もして、食生活も戻し、リハビリ期間を設けてから現状復帰を果たす訳である。

 すなわち、今の季節は運気のリハビリ期と理解すべきなのである。しかしずっと幸運期を継続している人は、変わらず走りこんでいるので、そんな様を垣間見るにつけ、心は焦るばかりとなる。しかし自分はまだその領域に居ない事を自覚するべきなのである。

 このあたりの運気のカラクリが解っていないと、かなりトンチンカンな場面となり、いたずらに占い師も信用を落とす事になる。

 「今年は画期的にいい運気ですよ!」と告げる時に、クライアントがこれまでどんな情況に居たのかを推求しないと、実際の運気転換地点の読み取りが出来ない事となるのである。人の運とは、台風の後の快晴なんて事にはならない事を知るべきである。

 占断結果に良いものが出たとしても、実現のプロセスがいかなる展開となるかについては、深い読みが必要なのである。尋ねる側も、答える側も、暦の組み合わせだけで、運命を語るだけでは、人生の実像は見えてこないのである。

 問題は生きている当事者の現実であり、運勢論は、活動、躍動、休止、停止など静動緩急の生体リズムだったり、人生を彩る内外の環境的推論なのである。この勢いの強弱については、個々人の現実情況を掴んで、時を把握しなければならないのである。

 良い運気は必ず自分を活かせるタイムテーブルなのであるから、実態を見ながら、焦らず自分と向き合っていけば良いものと思われる。先ずは運気を復調モードにしてから、先の発展プロセスへと徐々に移行する事を心がけるのである。

 一気呵成に幸運の達成領域を目指せる程、エネルギーが無いと自覚して、ゆっくり本当の運を掴むよう考えれば良いのである。運は向こうから来る事は無い。自分が引き寄せるのだから、しっかり自己対話をすれば、自ずと答えが出るものである。
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鎌田康秀

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    吉祥寺で生まれる。幼少の頃、神戸で過ごす。
    学生時代は演劇青年(不条理系の芝居}。今でも芝居好きで、観劇が趣味{ジャンルは問わず)。占術家以外では一時期、クラフトデザインの仕事に就いた事がある。少し絵心もあり。犬、猫、ウサギが大好き。でも一番好きなのが、やはり人間。思いを共有できた瞬間が最高。語り合う中で未来ビジョンが出来た時が最高。

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