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鑑定歴40年 面接鑑定専門 本格占い 癒しの隠れ家 四柱推命・断易・気学・風水・手相・他
■■■吉凶動より生ず・動く心と体
2006/03/29 Wed未分類
動いてみてこその運気

 何も心を捉えるものが無い。ただ日々を無為に過ごす。いたずらに時が流れていく。淡々と、平穏と言えばその通りだがまるで捉え所が無い。

 久々においでになった三十才、女性のお客様。「もう傷つきたくないから・・・」過去の恋愛のトラウマなのだろう。自分を理解し生かしてくれる相手がこれから現れるなんてどうしても思えない。古傷を背負ったまま、縮み込んでいるのである。仕事も生きがいにはなっていない。生きるテーマの喪失である。希望を失っているのだが、本人にその自覚も無い。

 生きていれば、傷つく事もある。しかし喜びもある。動いていれば、いろんなものに出会う。出会ったものから心が刺激を受けて新たな想いが創られていく。

 そんな話をしたのだが、反応は、今ひとつ。感情が動かないのである。感性を鈍化させる事で自己防衛を果たしているのである。無感動の心理構造は傷も感知されないからであろう。普通に生活しながらも、心は引きこもりを起こしているのである。こんな情況にある人たちが潜在的にはかなりの数にのぼると思われる。愛の不毛概念に取り付かれた、悲しい病いである。

 身体機能も低下して、あたかもプチ更年期かといった情態である。運気が低迷しているのだが、低迷の原因が心にある事が理解できぬ程、体も疲弊しているのである。

 顔色も冴えない。血の濃度にも問題がある。こんな情況ではいくら心を作り直せと言っても、まるで受け付けないのである。頭も身の内であり、思考を操る脳神経系統がフリーズしているのである。愛を感知する扁桃体も働かないのである。

 色心不二。すなわち心と身体(色)は一体不離であり、心を病むと身体の機能も不全となる。両面の修復が大事になってくるのである。程よい運動と食生活の改善、朝日に浴びる事。前向きになれる身体機能の回復とポジティブな思考訓練が必要なのである。

 吉凶動より生ず。動いて初めて運気が発動するのである。体は心の入れ物、器である。思い切り動ける心と体を創る事で人生を創造することが叶うのである。
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トラックバック(0)+ +コメント(3)
花曇り ≪ BACK ≪ HOME ≫ NEXT ≫ 愛が人を生かし、殺す
そうですか。。。
悲しい方ですね。私は動き過ぎてその分色々
ありましたが後悔は一つもないです。
そして、決して過去形ではない、これからも
動くゾっと。先生の仰る様に運ぶ命、運ばなくちゃ
ですね。エッチラホッホ~♪

まだ30歳、彼女の心に先生の言葉が届くと良いですね。

また行きま~す!(*^_^*)
2006/03/30 Thu URLさくら&ももこママ#- [ 編集 ]
ぶつかっても何も無いよりいい
 いろんな出来事が起きるのが人生。吉も凶も全部味わってこそ生きる意味が解る。思いと行動の基本軸の創り方は、実践のプロセスで掴む事が叶うのです。実存的な生き方のさくらとももこママには脱帽。今後も生の人生現場レポートをお願いします。
2006/03/30 Thu URL康秀#- [ 編集 ]
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2006/03/30 Thu # [ 編集 ]

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鎌田康秀

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    吉祥寺で生まれる。幼少の頃、神戸で過ごす。
    学生時代は演劇青年(不条理系の芝居}。今でも芝居好きで、観劇が趣味{ジャンルは問わず)。占術家以外では一時期、クラフトデザインの仕事に就いた事がある。少し絵心もあり。犬、猫、ウサギが大好き。でも一番好きなのが、やはり人間。思いを共有できた瞬間が最高。語り合う中で未来ビジョンが出来た時が最高。

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