生きていくのに必要なものは愛
人は愛を食べて生きる動物。
人は誰かを愛し誰かから愛され、その中で自分を見つけていくもの。
愛の確信が揺らいだ時に、人は嘆き悲しみ、心は苦悩へと向かっていく。
愛されたいがために愛する。愛したいがために愛されたい。
向き合う者の心の中にどんな自分を見つけるのか?
愛する事の意味が解らない。
どう人と向き合っていったらいいのか解らない。
自分の心を見せるのが怖い。見せた所で解って貰える筈もない・・・
愛情を交し合う事がどういうものかもさっぱり解らない。
突き詰めれば人との関係性を創る事が出来ない。
そんな切ない情況に放置された人達がいっぱいいるように思う。
愛を感じるセンサーが発動しないのである。
人は愛された分だけ愛する事が出来る。
しかし、愛した分だけ愛される保障は無い。
愛する事って何なのだろう。
無償の愛とか言うがそんなものが果たしてあるのだろうか?
還らぬ見返りに精魂こめる人が居るのだろうか?
そこで、愛する事のヒントを一つ。
どんな人も心に傷を持つ。
その傷を癒し治すのは究極は自分自身でしかないのだが、
その傷が理解されるのとされないのでは大違い。
痛くて辛くて我慢できない時でも、傷を見つけて貰い、
痛みを解って貰えた瞬間に心が癒され、
傷が治っていくことを実感するのである。
「いつも心の包帯を持つのが、愛する事」
自分の傷も晒してみれば、誰かが包帯で巻いてくれるかも知れない。
怖がらず、自分の背負った苦悩を告げてみる。
愛される事は自らの傷を見せる勇気を持つ事。
そして人の傷を見つけたら、そっと包帯を巻いてあげる事である。
生きる事は、喜びを求める事、幸せを求める事。
今以上に自分を高めていく事。
でも皆一応に生きる事が下手なのだから、
人生の達人にはすぐにはなれないのだから、いつも傷ついてばかり。
そんな人生なのだから傷の癒しがなければ、
心が痛んで荒んで明日を創れない。
心の包帯はぬくもりの愛。忘れないようにね。
ブログランキング
ご協力お願い致します。
スポンサーサイト