

道を歩いてふと立ち止まる
同じ場所に 同じ季節を迎え 同じ花が咲いている
当たり前のことだけど 何だか嬉しい
変わらぬ生命の営み 変わらぬ想いの伝承
人の心も こうであって欲しい
人の想いも こうであって欲しいと願う
~『絆』 が綻び愛する者と疎遠になった人の哀しみ~
あの時あの日 あの頃の気持ちが
自分の心も相手の心も
今はまるで違ったものになっている
どうしてこんなことに どうしてこんな風に
なってしまったのだろう…
すべて物事には必然があるというけれど
一体何が何なのだか解らない
…否 解らない訳じゃない 原因がない訳じゃない
確かに感情の行き違いがあった
言葉も間違えてしまったかもしれない
でも こんな場面になるほどのことじゃない!
そう思うのは自分勝手な解釈だろうか?
投げかけたものと 返ってきたもの
その あまりの落差に 為す術がない
修復不能の断絶 そんな過酷な現実を
互いが望んだはずがない 目論んだはずがない
向き合う者は互いの反射板 写し返す鏡なんだという
写し返されたものを観て 自分を知るべきという
“何を見つけたらいいのだろう 何を知ればいいのだろう?"
~疎遠を選んだ人の哀しみ~
…悲しいけれど 心が縮かんでしまったから
あの日あの時あの頃の気持ち 心を占めていた想い
もし何かが変わったとしたら
もう 振りなんてしたくないと思ったから
いつだって言い負かされるから 同意してきただけ
選ぶ道筋に先回りをして行方を遮られたり
物の道理だからと断定されたり 押し付けられたり
だから想いを告げることなく 異論も反論もなく
ただ素直な振りをしてきただけ
愛されることを求めて愛されるに足る自分を作って
目先の自己防衛をしてきただけ
思い出の中の自分は本当の自分じゃない
相手の中にあるワタシはワタシなんかじゃない
だから今は自分のままでいられるから
寂しさよりも哀しさよりも
自然体の自分で居られるから…
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