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■■■日曜日は芝居見物
2006/01/23 Mon未分類
 「獅子を飼う」-利休と秀吉ー池袋サンシャイン劇場

 山崎正和作・栗山民也演出
 秀吉(坂東三津五郎)・利休(平幹二朗)・ねね(平淑恵)
 秀長(高橋長英)他

 迫り出し舞台。秀吉と利休の求め合い背き合う心理葛藤劇。最後は利休が死を賭して闘う場面となり、熾烈な両者の心理追い込みの言葉合戦となる。演者それぞれが闘う台詞バトルであり、皆、長台詞を渾身こめて吐き出す壮絶な舞台であった。

秀吉と利休の闘いならず、平幹と坂東との芸戦である。両雄の対峙する、激しい心の刃を突きつけられる迫真の舞台で、もうヘロヘロになってしまった。なんと席が一番前のど真ん中となり、平幹が、坂東が、ほんの1メートルちょっと先でぎらつく眼で、長台詞を吐き出す。こちらは唾を掛けられながら聞き入る羽目となる。いや、この情況は一体なんだ?というやばい観劇であった。もう少し俯瞰できる席なら良かったと思えるほどの緊迫のシーンの連続。

 日本の時代物ながら、舞台構成はギリシャ悲劇風。新劇の王道を行く演出である。舞台装置もほとんど無く、演者の動きと台詞回しで引っ張っていく。久々に演劇の究極の醍醐味の世界に取り囲まれ、逃げ出す訳にもいかぬ舞台地獄であった。アハハ
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鎌田康秀

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    吉祥寺で生まれる。幼少の頃、神戸で過ごす。
    学生時代は演劇青年(不条理系の芝居}。今でも芝居好きで、観劇が趣味{ジャンルは問わず)。占術家以外では一時期、クラフトデザインの仕事に就いた事がある。少し絵心もあり。犬、猫、ウサギが大好き。でも一番好きなのが、やはり人間。思いを共有できた瞬間が最高。語り合う中で未来ビジョンが出来た時が最高。

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