
深い湖の底から 月を太陽を見上げるように
はるか遠い所から明日を見つめるキミ
人生の輝きや幸せというものを そんな所でただ見ているだけのキミ
すっかり遠のいてしまった人生の喜びを心の奥底にしまい込んで
微笑みも忘れ 憔悴しきった顔貌になって
頬は削げ落ち 深くて暗い影を醸している
新たな希望や明日への夢も そんな心の有りようを
何処にも見ることができない・・・
それでも よくよく見れば君の目の奥にはまだ微かな輝きが残っている
まるで獲物を探す狩人のような 険しい光が残っているようだ
眉間に皺を寄せながら 苦悶の表情をしているのは
きっと まだ歩き足りないのだ まだ探し足りないのだ
きっとまだまだ 生き足りないのだろう
辿り着くべき場所を探して 幸せへの道程
それは ずっと先にあるのかもしれない
だけどきっと きっとあるはずだから
思い直して欲しい 考え直して欲しい 気持ちを持ち直して欲しい
もう陰惨で暗いオーラを放つのはやめよう
そんな陰鬱なオーラを身に纏っていたら 誰も寄ってはこない
暗闇に溶け込んだ君の波動は 誰からも気付いて貰う事が出来ない
運命の女神も見捨てることだろう
訪れるはずの幸せだって遠くに逃げて行ってしまう
とにかく動き出してみることだ 歩き出してみることだ
でも 無闇に歩いていても 幸せの標識なんか何処にも無い
通りすがりの人に尋ねてみても 行き先は それぞれが別の場所なのだから
さあそこで 道に迷ってしまう前に 教えておこう
今一度 歩いて来た道に戻ってみたらいい
君は きっと歩いて来た道に 幾つもあった岐路の何処かで
方向を誤ったのかもしれない 道を間違えたのかもしれない
気が急いて心乱れ かえって堂々巡りや遠回りの道を
選んでしまったのかもしれないから
もう一度歩いた足跡を辿ってみれば
真珠色や金色の光彩を放つ道標が見つかるだろう
きっと見つかる きっと見つけることができる
未来の案内状も 幸せ行きの地図も・・・
かつて綿密に書き記した自分の地図を見つけるだろう
焦らないで 振り返れば 自分の道標を取り戻せる
それがきっと 思い描いた幸せへの近道だと
君にも解る日が来るだろう
幸せの道標 雪の中に咲く花・福寿草
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