
人生は記憶に操られる
記憶から新たな思考が生まれ
その思考が新たな行動を生む
しかし 行動や実践を持たない思考を
脳は経験として蓄積しない
ただ思う事 ただ考える事は 記憶とならない
記憶に留めないものは ただの思いつき 不確かな観念
決して実体を結ぶ未来ビジョンの思考への助けにならない
脳の経験にする そのためには 考え実践するしかない
生きた分だけ解り 解った分だけ生きる
考えて悩んでキリキリ舞いの自問自答をしても、そこで行為実践しないものは、生きた事にならないし解った事にもならないのである。人生は生きていく中でしか学ぶ事が出来ないし、「運命の輪」という人生の現実のドラマから乖離した所には未来も無ければ過去も無い。今ある現実の中での学び。人間関係も人間関係の生の場面の交流からしか学べない。挫折も成功も人生の意味、運命の意味は生きている現場を離れては成立しない。
生きてみよう。行動してみよう。実践のプロセスから自らの実存を確かめるのである。自分探しのための瞑想もよいが、究極ただの観念トリップの迷走にならないため、生きて動いて確かな実体を持った答えを出してみよう。
行動実践により、思索領域や感情領域、さらに視覚や触覚といった、ありとあらゆる感覚。五感が鍛練され、その後に第六感へと進化してゆくのである。
生きて考えて動いて、素晴らしい人生の記憶を創っていこう。
立ち止まるな!怖がる事はない。
私達は生きるために生まれて来たのだから。