
『自分を愛せないから人も愛せない』
自分の心に問いかけても
分からない事ばかり 本当の自分 確かな自分
を追い求め しがみつき ここまで来たけれど
愛する事も愛される事も分からないまま・・・
せっかく生まれてきたのだからと
なんども なんども自問自答するけれど
いつまで経っても 答えなんか出てこない
かぎりない無為な時が流れて
らせん状の思考がグルグル回りを繰り返す
人として どう思いどう生きるか? そんな事考えないで
もう一度 素の自分に回帰してみよう
愛を知り 愛を語り 愛を手にしたいなら
せつない かなしい さびしいと思う心を捨てて
なにもかも 洗い落としてみたらいい
いつまでも 自分さがしなんかに拘っていないで
私が私である事を素直に認めてみよう
自分の心を創って、まずは自分を愛する事から始めよう。
自分が嫌いな人は、向き合う人にも「好き」とは言えないのだから。
自分を愛せない人は、人に愛を与える事が出来る筈がないのだから。
自分さがしもいいけれど、何処を探しても見つからないよ。
探す事より、創っていくのが自分を確かめる手立てになるんだよ。
きのうと違う自分、あしたに向かって歩き出す自分。
そんな自分だったら必ず一緒に歩く友が出来る。心を通わす人が現れる。
もう一度素の心になって自分と向き合ってみよう。
自己対話をして、自分を好きになってみよう。
そして思いを分かち合える人と次々に出会っていこう。
詩の文は頭の一字を縦に読んでみて下さい。『隠し文』です。
復刻改稿版