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鑑定歴40年 面接鑑定専門 本格占い 癒しの隠れ家 四柱推命・断易・気学・風水・手相・他
■■■秋桜
2008/10/30 Thu未分類
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可憐な花びらが風に揺れて

その儚げな風情が いつしか郷愁を誘う

葉の間から覗く空の色 流れ行く雲が

思い出の中へと旅立たせてくれる


背丈に近いコスモスの花達に

顔を寄せ香りを嗅いだ 遠いあの日

匂いも解らずに 思わず花びらをちぎりかけ

すぐにも諫(いさ)められたっけ

諫めた人が誰だったのか?…

空は何処までも澄み渡り 限りなく広がっていた


恋する人が摘んでくれたコスモスの花を胸に挿し

暖かな陽射しに包まれて 花園に遊んだ

肩を寄せ合って 落ちる夕日を眺めていたっけ

胸の中に陽溜まりが生まれて 至福の時を過ごしていた…


幼な子の小さな柔らかい手を引いて

コスモス畑の中を歩きながら

こみ上がる思いに ふと涙ぐむ

それは忘れられない心の原風景を追想したからかもしれない

時が逆旋して 童心へと連れ戻される 懐古の寂寥かもしれない


淡紅色の花びらが 白い花びらが

胸に甘酸っぱい蜜を溢れさせてくれる

忘れてはいないけど いつの間にか時の彼方に追いやっていた

遠いあの日の あのひと時が

コスモスの花と一緒に 目の前に立ち現れて

胸の中に温かな風が流れ 新たな息吹きが生まれていく…


『秋桜』再び… 加筆改稿

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■■■愛するより 愛されたいから…
2008/10/23 Thu未分類
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やさしくしてほしいから

共感してほしいから

温かい手がほしいから

穏やかな笑みを浮かべ

心から共感して 話を聞いてくれ

できるかぎりの手を差し延べる

それが願い…


それなのに

いつも返ってくるのは

そっけない態度 人の話はそっちのけ

自分の勝手な話だけ

もしも拒んだら 冷たい仕打ち

どこで間違ったのだろう?

何故こうなってしまったのだろう?

そう思っていないだろうか?


キミの求めているのは ただ愛されたいだけ

何も期待せず 欲しがらず

想い続ける 与え続けることでしか

返ってくるものはないのに…

貰うより前に 何を与えられるのか

差し出す自分の愛は何なのかを考えてみよう

キミは存在自体で愛される愛玩動物なんかじゃ

決してないのだから…

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■■■Welcome !
2008/10/21 Tue未分類
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いつでも待っているよ

楽しい時 嬉しい時 胸踊って心羽ばたく時

そんな元気な時には きっと思い出す事なんかないだろうけど

何かあったら いつでもおいで

一緒に考えよう 悩んで悩んで 悩み抜いて

いい答を出してみよう

時には泣く事だってある 辛くて哀しくて切なくて

生きていく事がイヤになったり 堪えられなくなったり…

生きていく事って本当にしんどい事だから

生きていく事って本当に 身体に悪いから…


一休み出来たらいいのだけど

ウカウカしてたら流されてしまったり

置いてきぼりにされてしまうから

そんな時には 独りで背負ったりしないで

やって来たらいい

いつでも待ってるよ


美老庵 康秀

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■■■苦難からの解放
2008/10/20 Mon未分類
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何だか落ち着かない 心がざわめいている

もう 何も心配する事が無くなったのに

何も自分を迫害し弾圧するものがないのに

がんじがらめの苦しい情況が終りを告げたのに…

なのに どうして?


これまでの人生 一日たりとも心安らかな時が無かった

いつだって 人の顔色を窺っては コソコソと生きて来た

自分なんて無かった 自分意識を持つなんて赦されなかった

そして

やっと晴れて自由の身になった

それなのに何故 どうして?



強迫的な圧力を受け、自我が崩れてしまうような苦しい情況。
親子、夫婦、兄弟などの肉親関係、或いは職場や組織の階級構造、学校での友人、近隣の人間関係…

そうした関係の中から凄まじい迫害の境涯に陥し入れられる人がいる。
人対人の織り成すドラマは時に想像を絶するほどに惨いものがある。

だが、そんな迫害の情況から、解放される時が来て、もう何の心配も要らない立場となった。もはや安心立命の境地になるべき筈なのだが、むしろ心は曇り、果てしない寂寥に包まれてしまう人がいる。

人を生かす道は、幸せばかりじゃない。虐げられ踏み付けにされ、人としての尊厳を否定された結果、「憎悪、反発、嫉妬、忍従」そして心の奥底の復讐の念。そんな邪念や怨念に彩られた悪想念で生きる人がいる。

不幸に慣れきった者にとっては、幸せの境遇が反って恐怖となる。
苦難こそが生きる糧になっているのだから…

この人にとっては、解放感よりも、むしろ何処に身を置いていいのかで、不安な神経回路が発動し、心が混乱を来たす事になるのである。その圧迫が重く永ければなおの事である。
日常的な苦難の様が、何処か耐える事で自我を支えてきた歴史に終止符を打つ事になる。
そして今後の人生の基本軸を造り変える作業に入るのだが、その時、逆に恐れおののいてしまうのである。

神はいかようにも人を試す。こんな人生を与えてまで試すのだが、心に宿す想念こそが幸不幸の分かれ道である。不幸であるより、幸せに生きていく事が良いに決まっているが、不幸に慣れきった人にとっては、その幸せ造りが、恐怖観念に化けてしまうという悲しい現実があるのである。
人生の達成領域に入った人のあっけない死を散見するのは、こうした心の様を写し出す事なのだろう。

人間とは因果な生き物である。もっともっとしたたかに幸せを享受満喫する心を是非とも創っていくべきである。


『封印が解かれる時』 復刻加筆改稿

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■■■待つ 待ち続ける
2008/10/17 Fri未分類
20081017090332


じっと じっと待つ私

そんな私に気付いて欲しい

ひたむきに ただひたすらに見詰め続ける私に

気付いて欲しいです

目に止めて欲しいです

あなたの微笑み返しを じっと待っているのです

話しかけてなんて言いません

構って欲しいとも言いません

何も求めない 何も欲しがったりいたしません

それでも 私を知って欲しい

私が此処に居ることを知ってて欲しいです…

--------

密かに佇む じっと待つ じっと愛を待つ

健気(けなげ)でいたいけな貴女

まるでコケシのように 動かない貴女

でも じっとしているだけじゃ何も起らないから…

何も手に入らないから…

自分から動いて 求めて 確かな愛を掴むのが大事だよ


相談室の長ーいお友達 『みのりちゃん』

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■■■残り火 燃え尽きるまで…
2008/10/07 Tue未分類
20081007092849


はっきり 「別れの言葉」を言われているのに

もう一度 確かめたくなる

いや 一度だけじゃなく 何度でも

何もかも 頭では解っているのに

心が受け付けないから

固く閉まった心の扉が 撥ねつけてしまうから

追いすがっても 懇願してもムダなのに

心が がんじがらめに縛られて

自分の思いに囚われて 耳を閉ざし 心を閉ざし

叶う筈もない 何の拠り所もない

幻だけを追いかけている


でも そう もう一人の自分が囁いている

「もうダメだから 他を見た方がいい」 と

わかっている 本当はすべてわかっている

だけど 今は聞きたくない

「あの楽しかった日々に戻りたい」 と

幼い自分が駄々をこねているから…

無理を承知で切望しているから…

もう二度と戻れないのに それでもまだ…

尖った残り火がすっかり燃え尽きるまでは…

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プロフィール

鎌田康秀

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    鎌田康秀相談室


    吉祥寺で生まれる。幼少の頃、神戸で過ごす。
    学生時代は演劇青年(不条理系の芝居}。今でも芝居好きで、観劇が趣味{ジャンルは問わず)。占術家以外では一時期、クラフトデザインの仕事に就いた事がある。少し絵心もあり。犬、猫、ウサギが大好き。でも一番好きなのが、やはり人間。思いを共有できた瞬間が最高。語り合う中で未来ビジョンが出来た時が最高。

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