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鑑定歴40年 面接鑑定専門 本格占い 癒しの隠れ家 四柱推命・断易・気学・風水・手相・他
■■■桜祭り
2008/03/29 Sat未分類
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辺りは桜一色 盛大な花祭り 桜祭り

陽の光が陰って花曇りになって
味わい深い風情となっている

長い長い歳月を生き抜いて

この季節の この数日の花景色を見せるために
春爛漫 花繚乱の香華を楽しませるために

生き続ける『ソメイヨシノ達』
そして点在する「枝垂れ桜達」

近寄って幹を枝を根を見れば いずれも
もはや 若木を観る事がない
幾星霜 苛烈な時空の流れを樹皮に印している

心無い見物客が彎曲した幹に腰を掛け揺らしている

幾重にも幹に巻かれた包帯が痛々しい

有り難う 桜達 ギリギリまでの彩華を
精一杯の生の息吹きを有り難う



わが生誕の地 吉祥寺『井の頭公園』にて

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■■■『耐えられない存在の重さ』
2008/03/27 Thu未分類
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きのうまで胸トキメかせていたのに
今朝だって いそいそと支度していたのに

顔を見た途端 何も言えなくなっていた
甘えたくて 構われたくて 愛されたくて
話したいことも沢山あって
聞きたいことも山程あって

その胸に飛び込んで行きたかったのに…

その人の前に出たら 足も竦んで
動けなくなって 何も言えなくなって
ただ じっと目を見詰めていた

やっと会えた
何か月ぶりだろう こうして会えるなんて

揺れる想いを抱えて
いつの間にか自己処理するクセが
ついていたのかもしれない

溢れる想いが
目から目へ伝わっただけで
もう それだけで良かった
その目の中に映る世界しか
見えなくなっているから…

そして その目の中に小さく
愛らしく映る自分を探して探して
やっとの思いで見つけて安堵するのです…



そんなひたむきで、奥ゆかしくて『秘すれば華なり』の女心に触れて、
より一層の愛を深めるのが、受けて立つ男の本懐の筈。
ところが現実は反って、後退りして引いていく男の実体が見えてきて…

何故? 何故? と切実に問い掛け、訴え掛ける涙目を前にして.
しばし返す言葉も無くなっていく…

素直で可憐で愛らしく、潤いのある瞳は深い寂寥を湛えた美しい人…
微笑みも静かにおごそかに、高笑いなどはあり得ない。
むしろくぐもった含み笑いに近い。ウフフ…オホホ

否応なしに受け身になっているのか、それとも受け身が楽だから、
身も心も自分の全てを相手に委ねるのが愛される秘策と信じているのか…
でも委ねられた男の側は、何もかもを受け入れて、受け止めて…
そういう事を考えているうち、いつしかしんどくなって引いていくのだろう。

『耐えられない存在の軽さ』という映画がかなり前にあったが、
それとは真逆の『存在の重さ』に耐え切れずに、
男はたじろぎ逃げ腰になっているのである。

情の深さ 重さ 求められる愛の依存度の高さに唖然として
途方に暮れている男の実態想念が飛んで来る。
瞳に映る自分の姿を食い入るように見詰めて、見詰めて…
ウフフ…
そんな相手の執拗な求愛行動の重さ、その存在の重さに……


いつの間にか何だか底知れない情念を醸す
女の人の波動を浴びて、いささか怖い時間でした。


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■■■龍が棲む
2008/03/26 Wed未分類
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内圧が高まって 沸々と体中を駆け巡るものがある

その実体が何なのか?
その正体が何なのか?

いつかは弾けるだろう
いつの日にか気付く時が来るだろう…
そう思いながら 安穏に暮らして来たのだけれど…

密やかに だが確かな生命の鼓動があって
ついにそれが次第にはっきりとした響きとなって
四肢を走る 目まぐるしく走り抜けて行く
何かを促すように 血流に乗って五体を駆け巡る

身体の奥底に蠢く『龍』が居る
今 立ち上がり 天空高く飛翔する準備に入ったのだろう

『飛龍在天』…飛ぶ龍 天に在り
何処までも広大な碧空に 飛び 翔び 跳ぶ
『心の龍』と共に いよいよ飛び出す時を迎えたか!

何の根拠もない 何の必然もない
混沌として取り留めもない
それはただの幻想なのかもしれない

だが 沸々と湧き上がる魂の鼓動
奮い立つ勇気と熱情…

古来より 人の魂魄の奥底には
様々な霊獣が棲んでいると言われてきた

狐狸も在れば 龜も蛇も蠱も在る
虎も孔雀も 獅子 麒麟 鳳凰も在る
火の鳥が棲む者も在るかも知れない
或いは邪悪な魔物も在るかも知れない

でも 何といっても春秋(人生)が
うねり変化していく時には
身体の奥から『心龍』が跳ねて動き出すという

そしてこの胎動をどう感知するかで
運の流れに乗るか降りてしまうのかが別れるのだ

今 密やかに身体の奥から蠢動する
『心龍の鼓動』を感じる人も多い…

さあ キミは龍を棲まわしているだろうか?
いつかは飛翔する龍が棲んでいるだろうか?
大事に育んできただろうか?

こんな棲み家はいやだと
逃げ出されてはいないだろうか……

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■■■日曜日はお墓参り
2008/03/24 Mon未分類
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「お彼岸の明け」にお墓参り
空も晴れ渡り 大賑わいの公園墓地

見渡してみれば あっちもこっちも
掃き清められた墓地にお花が活けられ
盛大な墓参祭になっています

飲み物や食べ物(軽食)の仮設店舗もあり
まるで縁日のような佇まいとなっていました

いつもは「黄泉の国」に居られる
御先祖方も一斉にお出ましになって
今日ばかりは『墓』という面会の場で
ささやかな宴が方々でひろげられていました

暗々裏に 言葉にならない言葉で語り合う
念の世界で 互いの想いを交わす
時には声に出して報告したり 想いを語りかけたり…

お墓参りは 心の底から 胸の奥から
懐かしい人達(肉親)との再会の歓びのドラマです

でも我が家の隣の墳墓には
植えられた木々が何年も剪定もされず
墓石が隠れて見えないほどに生い茂っているのです
御家族が誰一人として来れない事情があるのでしょう

周りに並んだお墓の殆どに新しい花が活けられ
線香の煙りと匂いが舞っているのに…

あまりに対照的な有様に深い同情を禁じ得ませんでした

お墓参りは無論御先祖様の供養のためのもの
生きている者が心を込めて捧げるものというのが前提です
でも実は遺族が元気に墓参出来ている事を御先祖方に見せて
今を歓び 明日の無事と繁栄を共に願う

そんなものだと思うのです…


小平霊園にて

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■■■月ウサギ
2008/03/20 Thu未分類
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まーるい まーるい
お月さまのような心になって
何があったって 決して慌てない

ゆったり ゆっくり ゆとりをもって
ゆらーり ゆらゆら ゆれながら
転がるなら転がるままに
ぐるり転がって元に戻ればいい

元が何処だか解らなかったら
そのままに居ればいい

ほのぼのと円い心になっていれば
どんな時もどんな場面も
不安もなく淡々と過ごせるのに

人はどうにもならない事にクヨクヨしたり
どうにも出来ないことにジタバタしたり

もう何の手立てもないのに
アタフタしたり いつもウロウロ
いつもバタバタ 気持もカリカリ

疲れなくてもいい筈なのに
いつもヘロヘロ いつもフラフラ

本当にお疲れ様の人生だね

無理しないでね 頑張り過ぎないでね


あれ? 月に帰って色白になって
私たちを見守ってくれているPeenyaクン?

きっと違うよね でもそんなのどっちでもいい
愛兎『Peenya』のメッセージだって思えばいい…

ありがとう

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■■■不思議な忘れ物
2008/03/13 Thu未分類
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置き去りにされた哀しみ…

そんなものを 振り捨てて
毅然と持ち主を待つ

何の不安もない
必ずどんな事をしても
持ち主が帰ってくる !

こんな美しく優雅な私を
捨てるはずがない !?
何かの間違いなんだ
手違いなんだ !
すぐにも気付いて連れ戻しにくる !

でも一体何故?
どんな経緯(いきさつ)で こんな情景に…

忘れた人の心が
何処かへ行ってしまったのか?
或いは 急に身に付けているのが疎ましくなって
木の柵に下げて うち捨てたのか?

くれた者との仲違いで
心が切れて 放り投げたのか?

本当にただ うっかりして
何処かに置き忘れただけなのか…

不思議な存在感を示して
通り掛かる人々の視線を浴びながら

まるで異国の小径のような
「絵の中の光景」を醸している

だが決して誰一人として 手に取る者はない

次第に 寂しくて哀しくて 切なくなって
そのうち吹く風に飛ばされそうになって…

まだ葉の無い枝木に身を寄せ
すがりついているかのような
風情になっていく帽子……


『アートする忘れ物』 調布の路上にて…

しばらく佇んで見詰めていたら
引いた風邪をすっかりこじらせてしまいました
康秀

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■■■賑わう花達
2008/03/09 Sun未分類
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鮮やかに花達の賑わい

花の中から春の足音が大きく聞こえてくる

あちこちから芽吹きの声が伝わってくる

生命の鼓動が生き生きと響いている

青空に染まるように小鳥達が飛び交い

草地は一面の花畑になっていく

あなたの胸に春が芽生えた時

それは華やぐ未来への確かな第一歩となる

いつまでも縮かんでいないで

差し込む陽射しに向かって そよぐ春風に向かって

胸を開いて 大きく息を吸って

季節の息吹きを取り込もう

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プロフィール

鎌田康秀

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    吉祥寺で生まれる。幼少の頃、神戸で過ごす。
    学生時代は演劇青年(不条理系の芝居}。今でも芝居好きで、観劇が趣味{ジャンルは問わず)。占術家以外では一時期、クラフトデザインの仕事に就いた事がある。少し絵心もあり。犬、猫、ウサギが大好き。でも一番好きなのが、やはり人間。思いを共有できた瞬間が最高。語り合う中で未来ビジョンが出来た時が最高。

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