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回廊そして迷宮
2008/01/30(Wed)
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道は解っていたはずだった
歩いたこともあったのに

進むほどに 先へ行くほどに
ここが何処なのだか 解らなくなってくる

それより何より
空間が心に入り込んでしまったように
空っぽになった心が
乾ききって 干涸びてきている

時折 胸の中で音がする
カラカラと ヒューヒューと

それは胸の奥底から渦巻く 木枯らしだろうか
哀しく冷たく 吹き荒ぶ北風だろうか…

何処までも続いている道
果てしなく続く道

同じような光景の中で
自分が何者かさえ解らなくなってくる

目を見開いて 上を仰いだ時
すっと何かが通り過ぎていった

そのまま先に目をやると
小さな小さな出入り口が見えた

ふらつく足を踏み締めながら
一歩一歩 そこへと向かっていく

冷たく寂しい北風が吹き荒れていた胸の中に
微かに しかし確かな温もりが甦ってくる

風はすでに止み 身体が 心が
少しづつ自分のものになっていく

さあ 道を進んでいこう
辿り着くべき道筋が 次第にはっきりしてきた

でも 気をつけないと 進んだつもりが
回廊のグルグル回り

迷宮の彷徨い人にならないよう…



府中にて

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午後の憩う時
2008/01/28(Mon)
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『明けましておめでとうございます』

正月からはだいぶ日が経ちましたが…

お客様のお土産は子年にちなんで

渋いねずみ色のケーキ


亥年がもう少して終わり

立春がやってきたら本当の子年の始まり

しっかりネズミを噛み締めて…

良い年を創っていきたいものです

節分の豆がネズミに齧られないようにね…

でも齧られたら かえって縁起が良いかも…

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鳩佇む
2008/01/26(Sat)
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流石の寒さに凍えそうに縮かんでいるハト

まるで腹を空かして途方に暮れたカラスのよう

怨めしそうに哀しそうに虚空を見上げている

年も取って自らの境涯の凋落を嘆いているのか

それとも仲間から外されて いじけきっているのか


ふと目が合って 嫌がる気配も

怖がって逃げる気配もない

かえって じっと見詰められ 憐憫の波動を貰ってしまった…

そんな気がして 思わず手を眺めてしまう

我が春秋も次第に落日の境界にあるのかと…


そんな心の様を祓ってくれるかのように

たちまちハトは飛び立ち 空高くを飛翔して

仲間の待つ広場に降り立って行った

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雪が降る
2008/01/23(Wed)
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寒い冬と言われて いつ雪になるのかと…

やっと降り出した雪

でも窓を開けて 降る雪にはしゃぐ気持を忘れて久しい

ふと一瞬胸が踊るが すぐにも今日の寒さに心が萎えて

凍える一日を思って気分は沈む

雪ダルマを作って かまくらでも遊んだ

遠い記憶が戻って…


あの時代はまるで飛び跳ねる子犬のよう…

今ではもう外に出るのも億劫になっている自分


寒気もする 少し頭も痛い

風邪を引いてしまったのかもしれない…

こんな日は皆様方もくれぐれもご自愛の程



雪ダルマは府中の街でのイベント「日曜日」

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物差し
2008/01/16(Wed)
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キミは自分の物差しを持っているだろうか?
何を思い 何を求めてここまで生きて来たのか?

もしかして人の物差しを使って
自分の姿を測ってはいないだろうか?

いつも不安になるのは
思考と行動の基本軸が
自分の物差しじゃないから

借りた物差し
与えられた物差し
或いは無理やりに
押し付けられた物差し
他者の物差しで測っているから・・・

心の座標 心の物差しは
自分の定めた思考概念が印すもの

自分の行動原理の
組立ての道標でなければならない

今、悩み苦しむ心の様は
何処から来るのだろう?

自分を責める
自分を否定する

でも その判定にどんな
物差しを使っているのだろうか?

自分の物差しを持とう
借りた物差しは いつかなくなってしまうから

借り物の人生の地図は
あなたが迷子になる魔の道標だから

物差しは 自らの実存を果たすためのもの
価値観・思想信条・原初の想い
生きて行く事のすべて

明日を創るためのあなたの 心のベクトル

自分の物差しを
とっておきの 自前の物差しを持とう

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黙って座れば
2008/01/14(Mon)
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すべてが見える
何もかもが解る

そんな訳がないでしょう

占断は的を絞って 絞り込んで
情況を充分に吟味し 推理分析する
占い師は霊能者じゃないし 神でもない

何が見えるんですか?
何を感じてるんですか?

残念! 何も見えません 何も感じてません

易は推理の道 思考の道
占いは 起きた現象の分析と
これから起りうる未来指標の道

共に悩み考えて 答を導き出すもの
予言なんかじゃなく 霊感でもあり得ない

だから黙って座ればピタリと当たるなんて嘘!

しっかり問題の核心を掘り下げてから
卦を立てるのだ

「筮前の審事」と言って占断の前に
抱える問題の事情を詳らかにするのである

さあ 卦を立ててみよう

六爻占術 八面賽が六ケ所に配当され
サイコロの目が変化する事で卦が出来上がる

『鬼谷断法』『五行易』『 断易』とも言う

乾・兌・離・震・巽・坎・艮・坤
天・沢・火・雷・風・水・山・地

不思議なことに卦の中には様々な場面の
現象世界が描き出されてくる

物が動き人が動き 心が動き出す
過去 現在 未来 時間軸もうねるように
音を立てて動きはじめる

まるで十二支が記号のパズルとなって…
そしてその謎を解くように卦を眺め
思考を深めていく…

木と火と土と金と水
五行の陰陽が絡まり合って
様々な星神が創造され働き出す

押したり引いたり
助け助けられ 剋し剋され
天地の時空にドラマが始まる
人世界のドラマの幕が開く

さあ御一緒に六爻占術の
回り舞台を試してみませんか…

主役はいつだってアナタですから!

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カバンの中
2008/01/08(Tue)
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何もかもしまい込んで 固く閉ざしている

そんな風に見えたとしても

何も隠してなんかいるんじゃない

ゆっくりと心の中で育つものを大事にしているだけ

いつでも取り出しては 見せている 確かめてもいる

カバンの重みが 今背負っているものの質量かもしれない

軽く感じる時は きちんとこなしている証し

ずしんと重いのは 抱え込んだ悩みに傷む証し

それにしても 自分の心象を投影してか

何だかダサい風情の 『康秀カバン』

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天空を貫く 摩天楼
2008/01/03(Thu)
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懐かしい情景

日本の高度成長の輝く原点

まだ 戦後復興 黎明の時空にあった頃

少年の視界に飛び込んで来たのは

天を突き刺すばかりの 威容を誇る鉄塔だった

まさに 天空の遥かな大海原を駆け抜けて飛翔する

そして ついには天空の深い闇の中に吸い込まれていく

そんな鉄塔の様だった


上るも下がるも紙一重 表裏一体の概念

文明は何処までも栄えていく 昇り詰めていく筈だった

しかし時代は 進歩発展と同時に

大気汚染や地球温暖化に向かう

人類生存の危機がカウントダウンされる日も近付いてきている

『バベルの塔』の暗喩でない事を切に願う


半世紀を迎えた東京タワー

天空高くから 何を見下ろしているのだろう…

そして 夏にはこの塔の北東10kmに

『新東京タワー』が建設着工

高さは旧タワーの倍近くだという

果たして どんな未来を象徴するのだろう…

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