
端境(はざかい)の時
人生の流れが変る時は さながら激流のごとく
濁流のごとく まるで嵐のごとく…
身が裂かれるような過酷で凄まじい場面
でも それは 誰でもない 自分自身の巻き起こす世界
波立つ心 尖る感情 時には分裂してしまったり
想念はグルグル回り 渦のようになっている
そんなさ中に一時鎮まる 台風の目の情況が来る
その時 目を瞑り 自分の心を内観してみたらいい
しっかりと見詰めていたら 想念の渦の中心から立ち昇る何か
虹の光彩を放つ一条の線が 確かなものとして見えてくるから
天啓のような閃きが起こるかもしれないから…
それが目覚めの時
新たな運命の流れに身を任せたらいい