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The Hermit 闇を照らす者
2007/07/25(Wed)
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遠くへ目をやる

その瞳の底には 深い哀しみの色が沈んでいる

見渡せば 心を病んだ人達の虚ろな表情

苦悩の叫びを抱いた心が見えてくる

そのうちに

数限りなく轟きはじめる阿鼻叫喚の声・・・


杖を握りしめた手が細かく震えている

穏やかな表情の下には 怒りと憤りが隠れている

「何という下界の様か・・・」

身も心も病んでしまうほどの苦悩に追い込まれた

人々の魂の叫びを 胸に受け止めながら

独り山頂に佇み 下界の隅々を見渡し続ける


『ここに届いたなら すべてが浄化される』 と

いつの日か 人から人へと伝わっていくだろう

生きること 人生を創ることに疲れ切った人達を

優しく静かに見詰め続ける『隠者The Hermit』が居ることを・・・

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顔を創る
2007/07/24(Tue)
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生きて来た証しが顔に出る

どんな風に時を過ごして来たのか

どんな生き方をして来たのか

何を想い 何を求め どう自分を創ってきたのだろうか

何を手にして 何を失ったのだろうか

様々な場面で 想いや感情やその度ごとの心の様によって

顔に刻み込まれる人生の軌跡がある


今 自分の顔に 確かな覚悟 揺らぎない座標が見えるだろうか

不安と迷いと逡巡は無いのだろうか

時を重ねる度ごとに 知識も知恵も手にしてきただろうか

確かな思考と行動の基本軸が

その顔の中に見つける事が出来るだろうか?


顔は生きて来た証しとしての風化を見せる

生きて来た証しとしての心を写す鏡なのだ

情け容赦もなく隠さず見せつける

じっと顔を鏡に写して見てみよう

どんな顔になっているのか確かめてみよう

まだまだ試していない事

まだまだ想い切れていない事を探索したらいい


一生かけても見つける事が出来ない

本当の姿 本当の心 本当の自分

自分の心の鏡に写しだすもの

顔に刻まれ投影された想念の姿を見てみよう

写真は我が近影

たまには若作りもするけれど・・・
このごろやっと人生の迷路図面が
うっすらと見えて来た顔つきの康秀親爺です。

表道ばかりじゃなく裏通りの道案内もしなくては・・・
そんな思案に暮れる今日この頃です。

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雨に喜ぶ
2007/07/18(Wed)
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雨の恵みに勢いを取り戻す花達

大気は雨に濡れそぼり 空も暗やんでいる

でも 花達には嬉しい雨の御馳走

生命の息吹を放つ花達に元気を貰う


もうすぐ梅雨も明ける

盛夏も間近


猿滑り(サルスベリ)の花

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台場一丁目商店街
2007/07/09(Mon)
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昭和の原風景 懐かしい時空間が広がっている

何処にでもあった町の情景

『三丁目の夕日』・・・

今の世にも方々に点在する町の片隅を
切り取り貼り合わせ凝縮した異界空間

郷愁 懐古 ただそれだけじゃない
そこにあるのは青春の息吹
昭和の戦後復興の高度成長下の日本

その進み続ける時代の潮流を心に甦らせるから

貧しい時代だったけれど 明日への希望と情熱
上昇志向の溢れかえる熱き時代だったから

そんな『時代の青春』
昭和の元気印を町並み全体が醸しているから・・・


悩む事もあった 混沌として自分を見つける事も難しかった
時代の行先がはっきり見えていた訳じゃない
世界の中の日本の未来が見えていた訳じゃない

国家の揺らぎない座標だって あった筈もない
青年達は明日の日本を語り世界を語る
そんな社会意識や情況認識そして自分達の実存意識が
ただの妄想概念とも思わなかった・・・

そんな時代の記憶が逆旋して脳裏を駆け巡り
心はすっかり あの時の少年
あの時代の青年の群像となっている

「記憶こそが人生」 自分史の回想が
いつしか自分をあの頃に連れ戻して・・・


あの時代の血潮が四肢に流れ巡って・・・

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雨に煙る町
2007/07/05(Thu)
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シトシト雨が 夜の町並みを彩る

町の明かりが濡れそぼった大気に

眩い光を投げかけて

辺りは一面の幻想世界を醸している


見慣れた町並み 何の変哲もない町なのに

雨がくれた景色のプレゼント


ひとつ傘の中で 見詰め合う二人

冷たい雨のしずくが瞼や頬にかかり

うれし涙とまじわって 尚一層 景色が滲む

そんな恋に佇む二人が居たら

さらに情緒溢れる夜の町なんだけど・・・



とある街 中央商店街

ひっそりと時代の置き忘れたレトロ町

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川越・小江戸
2007/07/02(Mon)
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ある日 爽やかな陽気に誘われて 小さな旅に出る

道行く人の波 その後を歩いて行けば

そこには 古い町並み 漆喰壁に 黒光りの屋根瓦の連なり

昔風情に包まれた 異界空間が広がる


かつて この道を歩いた事がある・・・

脇差しを携えた下級武士とおぼしき自分

ほつれる髪に手をやり 漆喰壁にもたれかかって物思いに耽っている

あの日の あの茜空 あの時の 漂う香の匂いも立ち込めて・・・

黴臭いような 懐かしい一塵の風が

すーっと心の中を吹き抜けていく

そんな想いが目まぐるしく 脳裏をよぎる


突然の既視感に襲われて 時が止まったように 想念の逆旋が起こる

無意識幻想 心の奥底の魂の元型に刻まれた

あの時代の映像 あの時の原画像が甦る・・・


そんな感慨をむごくも破ったのは

狭い道にひしめくように連なる車列の発する喧騒

せっかくの文化遺産 その醸し出す雅趣も風情も何もかも

否応なしに今の埃っぽい空気感に連れ戻す


これぞ悲しき 『小江戸の旅』・・・

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水栽培の木
2007/07/02(Mon)
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花を活けるように 木を活ける

根無しの木が 勢い盛んに聳え立つ

時代の技術は生態系の法則を覆す

土が無いのに生きている その息遣いも旺盛に

近付いて 木の声を 木の囁きを確かめてみる

切られた木の枝達の啜り泣く声を確かめてみる


「辛いだろう 悲しいだろう 故郷の土が恋しいだろう?」

そんな思いで尋ねてみる

答えなんか無い 何も答えてくれる筈もない

でも

見詰めているうちに 葉が微かに揺れて

まるで喜んでいるように 微笑み返しをしてくれたように思えた


そう 彼らは見て貰える事が嬉しいのだ

切られて一度は死を覚悟したのに

こうして元気に生きて 聳え立っているのだから・・・


お台場 ホテル日航ロビーにて

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