未分類 + 2006 / 12 / 31 09:42
- ■ 大晦日
-

街は何処もかしこもすっかり正月模様
新しい年を迎えるための身支度で賑わう
いよいよ年が明ける
どんな思いで どう過ごしたか
辛いことも 苦しいことも 嬉しい 楽しいことも
追い詰められて どん詰まりの日々も
或いは 志しに生き 達成の喜びに満ちた日々も
人それぞれに 悲喜こもごもの時が過ぎ
除夜の鐘と共に 新たな気持ちになって
未来へ向かう時空が動きはじめる
皆々様 良い年を迎えられます様
良い年を創り出していけます様
心よりお祈り申し上げます
美老庵 鎌田康秀
未分類 + 2006 / 12 / 30 10:36
- ■ 静寂を見詰める目
-

静まり返った駅の改札
人が行き交って はじめて生命が宿る駅
毎日毎日どれだけの人波が構内を流れ行くのか・・・
時の狭間に訪れる静寂
辛くなるような 寂寥に包まれている
そして動きだす駅
人波が溢れはじめ
家路を急ぐ人達で構内は賑わう
そんな時 空間に潜む目が人々に注がれる
さまざまな者達の思いや意識が残り
いつしか 幻の目となっている
毎日行き交う人達を見詰めて
飲み込み そして送り出す
深夜 改札口が閉ざされる時
人を見続けた目も 密やかに静寂の中に
そっと吸い込まれていく
未分類 + 2006 / 12 / 29 10:05
- ■ 心に温もりを
-

南の窓辺に 小鳥達の囀る声
外は寒い風が吹いているけど
此処は温室のよう
まどろむような 陽の光を浴びて
和やかな時が過ぎていく
優しく 包み込む大気のような
いつもそんな心を持てるよう
温もりを与える人となるよう
闇を照らす一条の光
凍える冬の寒気を和らげる囲炉裏火
そんな心を持てるよう・・・
素直で純真な心を取り戻し
胸の底からの 暖流のような思いを 言葉に託して
周りの人に 投げ掛けて欲しい
輝くような満面の笑みと共に・・・
未分類 + 2006 / 12 / 28 10:26
- ■ 受け止める言葉
-

端から見たら同じように見えても
同じような辛い出来事に遭遇しても
同じような苦しみを味わっていても
同じような情況に置かれていても
それぞれの人に それぞれの感性がある
投げ掛けられた言葉に対して
受け止め方に違いがある
深く心をえぐられるようなきつい言葉と受け止める人
むしろ勇気づけの言葉と受け止め喜ぶ人
そして まるで受け止める事もなく
知らん顔して通り過ぎる人
どんな言葉を投げ掛けるか・・・
受け止める人の心の様を知っておこう
言葉は 心を包むマフラーになったり
胸を突き刺すナイフにもなる
無意識に発する言葉が知らず凶器になる事を
知っておこう
同じ色でも違う花
未分類 + 2006 / 12 / 27 12:10
- ■ 心に刻む『時』
-

人生には 様々なことが起こる
嬉しいこと 楽しいこと 心弾むこと
時を忘れるほどの 歓喜に包まれること
でも それはほんの束の間
むしろ 哀しいこと 苦しいこと 辛いこと
どうにもならないことがいっぱいある
躓き倒れ 心が押し潰されそうな時もある
立ち上がることもできず
何もかも放り出してしまう時もある
でも そんな時には
心に刻む時を忘れないように
心の時計を止めないで欲しい
流れゆく時は
悲しみも 苦しみも 辛さも 何もかも
深くえぐられた心の傷も・・・
全てを癒し 洗い流してくれる
嘆きも悔恨も 懊悩呻吟も
時が解き放ってくれるのだから
でも 悲しみ苦しみ 辛さに 心を閉ざしてしまったら
そして思いも止めてしまったら
あなたの心の時計は 時を刻むのを止めてしまう
時が止まってしまったら いつまでも いつまでも
あなたは 悲しみ苦しみ辛がって
深くえぐられた傷のまま 暗い闇の中に 閉じ籠るだけ
だから
心が刻む時を止めないで・・・
未分類 + 2006 / 12 / 25 13:23
- ■ 華やぐ部屋
-


幼な子たちが遊ぶ
囃立てる声 歓声に嬌声に…
部屋の中には思い出の世界が
あの時の空間が広がってくる
いろんな思いの染み込んだXmasリース
明かりも灯したツリーを飾れば
時空は駆け巡り逆旋して
あの時代がそのまま甦ってくる
まどろむような 温かい優しい時間が戻って来る
未分類 + 2006 / 12 / 25 10:26
- ■ 立ち止まっていないで
-

今 昇ろうとしているのか
だとしたら 一体何処まで昇るのだろう
一歩一歩 階段を踏みしめながら
でも 君は何故そんな顔をしているんだろう
何処へ行こうか迷ってるんだろうか
階段を昇ればいい
足を踏み出せばいい
ただそれだけでいいのに
慣れない場所に来て戸惑っているのだろうか
それとも何をしていいのか解らないんだろうか?
立ち止まったまま 一歩も踏み出せないで・・・
街はまだ明るいのに
行き交う人波も ざわめいているのに
階段の上には街の賑わいも人々の温もりも
待ち受けているというのに
まるで何も見えない 何も聞こえない
君は茫然と目を見開いて
不安な顔をして立ち竦んでいる
もし誰かが手を引いてくれたら
背中を叩いて押してくれたら
君は昇りはじめるのだろうか
それとも
それとも誰かがやって来るのを
ただ待っているだけなのだろうか?
その一歩を踏み出さないから
階段の上に何があるのかが解らない
行き先が解らない
心に明かりを灯さないから
辺りが暗くて見えないんだと
君は考えたことはないのだろうか
いつまでも 立ち尽くして
いつまでも
いつまでも
未分類 + 2006 / 12 / 23 10:23
- ■ Xmas
-


大気が澄み渡り 夜の街明りが眩しい
流れる音楽はXmas一色
人込みのざわめきが消え
木枯らしの冷たさも忘れ
光に彩られた ケヤキの並木道を行く
遠く離れた あの人の姿を浮かべながら・・・
キャンドルライトの中で 見詰め合った
差し出されたプレゼントを手に
寄り添って ツリーを見ながら歩いた あの時・・・
独りで過ごす 今年のイブは
Xマスツリーの明かりも
少し遠慮気味に明滅することだろう
哀しみを払うように 見上げた空に
星たちが宝石をちりばめたように輝いている
目に写る星の瞬きが 未来への新たな希望を持てと
勇気づけてくれるような気がして
胸に渦巻く想いが 奔流のように溢れ出し
空高くへと 上昇していく
失うことは 新たに 手に入れる幸せの序章
明日羽ばたく私を
街の明かりも ツリーの光彩も
応援してくれている
未分類 + 2006 / 12 / 22 10:18
- ■ 玉の中には?
-

眩いイルミネーションに彩られた
幻想空間にいざなう光の回廊
目を奪う 煌びやかな世界
誰も すぐ側に闇があることなど 気付かない
サンタクロースがそっと置いていってくれる
紫や銀の玉
その中には 輝く金色の鍵が入っている
欲しいものが沢山詰まっている部屋の扉の鍵
立ち並ぶ扉の前で
迷い込んで ウロウロしていたら
後から続く他の人に選び取られて
どんどん 扉が少なくなっていく
何より これが欲しいと
思い願ってなければ 迷ってしまう
いつだって選べると思っているから
欲しいものも そのうち解ると思っているから
あれか これか それかと・・・
逡巡して 決めかねてしまう
金色の鍵を貰っても
願いが叶う鍵を手に入れても
迷い彷徨ううちに 開ける扉がなくなってしまったら
色褪せて 錆び付いた 不要の鍵になってしまう
一番 叶えたい望み
一番欲しいものを 心に決める
その中のひとつを 胸に刻み込んで
サンタクロースから玉を貰おう
思いを込めて 二つに割ったとき
希望への 光に彩られた空間が広がるから
明日の世界に渡る 虹の橋がかかるから・・・
未分類 + 2006 / 12 / 21 09:15
- ■ 夜の帳が降りて
-

イルミネーションに照らし出された街並
家路を急ぐ人達を乗せ 路線バスが行く
澄んだ大気が年の瀬の街を優しく寂しく包み込む
仄かな温もりの車内に 切なさ 侘しさを醸して
バスはゆっくり街を通り抜けて行く
今年の残り少ない時を惜しむように
ゆっくりと走り抜けて行く
未分類 + 2006 / 12 / 20 09:26
- ■ 心の窓 心の鏡 心の湖
-

相手より 自分が上か下か
いつも誰かと比べていたら
一生 気の休まるときがない
自分の子と余所の子 どっちが上か下か
いつも比べていたら
子供は真っ直ぐに育たない
比較する相手 情況によって
上下変動は激しいのだから
意味もなく ただ虚しいだけの思いに帰着する
そんな心は捨て去ってしまうほうがいい
無意識の領域で起きる心の習慣を
変えたり無くしたりするのは大変かもしれない
でも何もかもを比較して一喜一憂する
心の癖や習慣を変えてしまえば
目の前に広がる世界が
遠くまで見渡せる事を知るだろう
いたずらに心に漣(さざなみ)を立てるより
凪ぎのほうが 穏やかで豊かな気持ちになれる
その事を知ったら
目の前の 相手との上下なんかより
もっと もっと大切なものがあると
目を見開いて しっかり見詰めるものがある事を
心の奥深い所で気付くだろう
心の窓を曇りガラスにしないよう
心の鏡が真実を写し返すよう
心の湖を波立たせないよう・・・
未分類 + 2006 / 12 / 19 09:54
- ■ 冷気に放つ艶やかさ
-


頬を刺す大気
時折勢いを増した風が砂塵を巻き上げていく
思わず身震いしてコートの襟を立てる
道端に置かれたシクラメンの鉢植
この冷気の中 凛として咲く
鮮やかに 艶やかに
尚一層の精気を放つ
背筋を伸ばし 大きく息を吐き
しっかり歩いて行こう
そんな気持ちにさせる花
元気をくれて ありがとう
未分類 + 2006 / 12 / 18 09:44
- ■ 扉を開けて
-


寒いなんて言わないで
思い切って カーテンを開け 窓を開けてみよう
冬の冷気に身を晒して
心も身体も 引き締めてみよう
最初は外気の刺に縮かむけれど
そのうちに暖かな陽射しが
手のひらに そして胸に
ほんのりとした温もりを届けてくれるから
扉を開けて 外に出てみよう
心の窓を開いて
お気に入りの服を着て お洒落して
颯爽と出かけよう
寒いからといって 身を縮めたり 俯いたりしないで
胸を張って歩いていればいい
だんだん 内から熱を発して体中が温かくなる
歩く道端には 冬の花達が あなたを待っている
こんな寒さの中でも 精一杯の生命の息吹・・・
誰もあなたが悩んでいるなんて
苦しみ 打ちひしがれているなんて解らない
厚いカーテンを閉めて 窓を閉ざして
引き籠もり 閉じこもっていたら
あなたの心には 晴れる事のない苦悩の霧がたちこめるだけ
街並みの風に吹かれて 陽射しを浴びて
歩いていればいい
あなたの心にも いつかきっと 花が咲く
いつかきっと
きっと笑顔で語り合える
そんな出会いが 必ずやって来るから
あなたを待っている人に
必ず めぐり会えるから
未分類 + 2006 / 12 / 16 10:56
- ■ 情報自動変換機能
-

人から言われた事を
全て自分に都合よく解釈して
後になって裏切られたような気持ちになったり
人から言われた事を
全て悪意に取って逆の解釈に走り
落ち込んで 人間不信や被害妄想となったり・・・
与えられた情報に対して
こんな自動変換機能を持ってしまう事がある
誇大自我の自信過剰になっていたり
逆に卑少自我の自信喪失に陥っていると
いつの間にか こんな機能が
脳内に芽生えてしまう
取りかえしがつかぬ情況になる前に
早く気付いて削除したほうがいい
相手の投げ掛けたものから
真意を汲み取るのは難しいときもある
意味深な謎かけのときもある
むしろ 聞きたくない 知りたくない時もあるかもしれない
何を言われたのか どう思われているのかで
至福の時もあれば 奈落の底の境地にもなる
だけど
人との関わりは 交わす言葉だけじゃない
対座する時の 表情 仕草 眼差し
発する声のトーン
そうしたものから伝わる言葉のニュアンス
それらが 全ての理解を助けてくれる
心を開き 素直な気持ちになり
真摯に相手と向き合えば
一方的ではない
互いの想いや言葉のキャッチボールが出来る
深まる理解 思いのこもったコミュニケーションのために
心と耳の風通しを良くして欲しい
雲間に浮かぶ冬の陽射し
温かく 明日への希望の光を投げ掛けている
未分類 + 2006 / 12 / 15 09:28
- ■ 冬空
-

裸樹の背を冷たい風が吹き抜けていく
永い冬に立ち向かう 枝たちに 苦しみも辛さもない
ただあるがまま 風にも 雨にも 吹雪にも
温かな陽射しに照らされても
変わらぬ風情で時をやり過ごす
淡々と それでいて強靭な生命の営み
与えられた場所に じっと佇む
何も言わず ただじっと・・・
必ずやって来る
陽春を胸に抱いて
まるで影絵のように
華やぐものや生命の息吹の全てを剥ぎ取り
冬空に同化して 心を無にして・・・
未分類 + 2006 / 12 / 14 10:04
- ■ 人として・・・
-

転んだことのない
堅苦しい顔をした人
用意周到で 先の先まで考える
そんな人より
滑ったり 転んだりしながらも
何度でも走り出して行く人の
その しなやかな逞しさのほうが
輝いて見える
恋に破れたことのない人
完全無欠の愛の達人 選ぶ相手を間違えない
そんな人より
片思いも失恋も 振った振られたの経験も味わった
愛の放浪者 思い込みのはげしいドジな人だけど
恋というものの奥深さを知っている分
魅力的な風情を醸している
ひとつの社会 ひとつの職場しか知らない人
思考と行動の軸がブレない 一貫性があって筋を通す人
でも そんな人より
転職転業をして あっちへ転がり こっちへ倒れ
浮き世の苦労を重ねた人は
いろんな世界を見て 仕事の有り様も知り
応用の利く人生を創り出していける
悠久の大河の流れ
その中で人の一生は束の間の儚い夢舞台
落ちることや転び倒れることを恐れずに
思いきり走って欲しい
高みを目指して踏み出して欲しい
もし転んだら すぐに立ち上がればいい
七転八起どころか
十回転んだら十一回起き上がればいい
井桁にいれられた生き方に自縄自縛になるより
はるかに のびのびと生きられるから
地を這ってでも 前に進もうとする意欲があったら
向かう前方から光がさしてきて
未来への門は 必ず開かれる
未分類 + 2006 / 12 / 13 09:59
- ■ 華やぐ部屋
-


懐かしいXmasの情景
幼な子達が遊ぶ
囃立てる声が聞こえてくる
思い出の世界が広がってくる
いろんな思いの染み込んだXmasリース
ツリーも飾れば 時が逆旋して
あの時 あの頃がそのまま甦ってくるだろう
まどろむような 温かく優しい時間が戻って来る
メリーXmas
ケンとメリーも嬉しそう・・・
かれこれ20年前に創り彩った世界・・・
未分類 + 2006 / 12 / 12 09:27
- ■ 年の瀬
-

街に響くXmasメロディー
そして救世軍のトランペットの音色
いつの世も 年の瀬の賑わいは物悲しくせつない
コートの襟を立て 通り過ぎる束の間に
含羞に包まれ そっと小銭を社会鍋に差し込む
ささやかな助け合いの時
せめて気持ちだけ 精一杯の心づけ
それを幾度か繰り返し 新しい年に思いを寄せる
渋谷の街角にて
未分類 + 2006 / 12 / 11 09:52
- ■ 美しく老いる
-

心に抱いた翼を手放さずに
美しく老いる人の胸に咲く
透き通るような 青紫の百合の花びら
たとえ 身体が生き抜いてきた証しのため
四肢の張りを失っても
瞳の輝きは尚一層増し
眼前に広がる現実の その奥に潜んでいる
真実 本当の実体を見詰めている
晴れ渡った青空も
輝くような 若き日々も
緋色に燃えた恋も 何もかも
その胸の中で 決して色褪せる事はない
雲間から降り注ぐ 光の矢に彩られた
黄昏の神々しい光景のように
熟成したワインのように
芳醇な香りを漂わせて
実り多い時を迎えた人のオーラは
円熟の華やかな光彩を放つ
「老いて なお美しく」 それを願って『美老庵』と名付ける
鎌田康秀相談室
未分類 + 2006 / 12 / 09 10:58
- ■ 向き合う者・背き合う者
-

出会った頃の
優しさも気遣いも労りも
時が経つにつれ 少しづつ失われて
まるで仮面を剥ぐように
纏っているマントを脱ぎ捨てるように
向き合う者の変わり様に振り回され
さらに突き刺す言葉の刺に傷ついていく
それが相手の心変わりなんかじゃなく
さらけ出された本性だったら・・・
愛の不確かさ 揺らぐ人の心の様を嘆くのではなく
立ち止まって 目を見開いて
相手の実体を観察し
そして自分の心に問い掛けて欲しい
本当に この人で良いのかと・・・
でも向き合う者として 自分はどうなのか?
出会った頃の 慈しみ 気配り 思いやり
それが時の流れの中で 色褪せていないかどうか?
恋や愛の始まりは
相手に良く思われたくて
無理しても 美しく優しく装う
甘い言葉 慈愛溢れるまなざし 仕草
これ以上ない心配り
相手の眼の中に 最高の自分を映し出す
そしていつしか 愛を手にした感動は去り
向き合う者への感謝の心を失っていく
時が過ぎても 変わらない想いで
互いを見詰め合い 深く向き合う事が出来る
辛さ 苦しさ 哀しみ そして楽しみ 喜び・・・
人生の苦楽を共に分かち合える事が出来る
そんな向き合い方を求めて
岐路に差し掛かっているのなら
誰に心を託すのか
どんな人に人生を委ねるのか
そして何処に向かって行くのか
選ぶのはあなたなのだから
揺らぎのない愛を見つけ出して欲しい
そして今ある愛のかたちも もう一度確かめてみよう
向き合う者としてのそれぞれの想いを・・・
背き合う者となった時が
本当の自分を映し出す時
真に向き合う事への通過儀礼
未分類 + 2006 / 12 / 08 09:16
- ■ 幸不幸を知る
-

突然 足元が割れるような
地の底へと吸い込まれていくような
そんな追い詰められた情況になって
はじめて解る
安穏で変化に乏しい過去の日々が 輝いて見える
何事もなく
ただ平凡に 淡々と流れ行く時間の中で
すっかり退屈したり つまらない うんざりと思った
そんな日々が 実は幸せだったと振り返る
直中に居る時には気付かない
降り注ぐ陽射しの恵みも
四季折々の自然の美しさも
取り巻く人達の温かさも
健やかにすごせる優しい環境も
元気でいられる健康な肉体も
何もかも・・・
失ってはじめて解る
あの時は幸せだったと
恵まれていたのだと
身に染みて感じはじめる
そんな穏やかな流れの中に居るのなら
今を大事にして欲しい
あの時は あの頃は 本当に幸せだったと
悔恨の心で しみじみ思うような
苦さ 辛さを味わうことがないように
人生の流れの中で
幸福も不幸も入れ代わり立ち代わり訪れるのだから
幸せの時を漫然と過ごさないで欲しい
未分類 + 2006 / 12 / 07 10:12
- ■ 花の思い出
-


目覚めたとき
頬を伝う涙に気付いた
夢の映像を回想する
夢の中に現れた 一面の黄色い花畑
両手を父母に取られ 跳ねるように歩いていた
あの時は ただ
柔らかな陽射しに照らされ
蒸れかえる花の香りに酔い
父母の溢れる愛に包まれていた
既に 遠い世界に旅立った父母は
空の向こうで 何を見ているのだろう・・・
ありがとうの言葉さえ 告げることも出来ずに
ふいに旅立たれた時には
慟哭と寂寥の淵に佇んでいた
空は 厚い暗雲に覆われ
深い心の闇に閉じ込められていた
心も晴れて
今はもう 空を見上げることが出来る
両手いっぱいに 花を抱き締めて
『ありがとう』の言葉を
大空に向かって 叫ぶことも出来る
道端に咲く黄色い花が
風に吹かれて 微かに揺れている
温かなものが 電流のように身体中に流れて
花畑とともに 父母の笑顔が甦ってくる
触れる事が出来ない。言葉を交わす事が出来ない。
あるのはただ、思い出の世界だけ・・・
でも旅立った者との邂逅は、ふとした瞬間に訪れる。
心の中で、深い胸の内で・・・
いつも見守ってくれている。いつだって身近にいて、心配したり助けたり導いてくれる。
その事を知っておこう。
未分類 + 2006 / 12 / 05 11:28
- ■ 挫折を乗り越えて
-

挫折
夢や希望が打ち砕かれ、失意の底に落ちる事を挫折という。
本当に辛い、苦しい。
人生を放棄したくなる瞬間である。
でも、挫折は夢や希望を持ったからこそ起こるのだ。
人生の目標を持ったからこそ遭遇する悲劇なのだ。
何も考えず、何も求めない人に挫折は無い。無論達成もない。
挫折した事から見えてくるものは、自分の抱いた夢や希望の実体である。
夢や希望の描き方である。
達成と挫折は背中合わせにある。
夢を持ち続けないかぎり成功の喜びはなく、そして挫折を経験しない成功も又根拠の曖昧な自己満足か実体不明の一過性の達成領域でしかない。
それらは真の人生の充実をもたらしてはくれない。
負けを知り勝つ、弱さを知り強くなる。それが本物となるのだ。
挫折して失意の底に落ちる人、その後の人生を暗い闇に覆ってしまう人は、夢の描き方の錯誤を決して認めない頑迷な心の持主である。さもなければ自らの無知無能を認識出来ずにいる人だ。
『失敗は成功の母』という。
しかし失敗なのか挫折なのかの境界がはっきりしない事も多い。
夢、希望を持ち続ける人こそが成功者の条件だが、その夢をどれだけ吟味分析しうるか、希望を確信にしうるかが鍵を握っている。
失敗も挫折も何度でもしてみればいい。
その度に心が強靱になる事を知ろう。
知識も増し知恵が深くなる事を知ろう。
何度でも、何度でも・・・
しかし、同じ失敗、同じ挫折を繰り返すのだけはやめよう。
未分類 + 2006 / 12 / 02 10:42
- ■ 冬の夕暮れ
-

冷たくなった大気を暖めるように
赤々と燃え立つ 鮮やかな夕日
裸樹の背を優しく撫で
連なる家々の屋根を紅く染め上げ
遠く近くに遊ぶ子らに 家路を促し
一日の終わりを告げる
黄昏時の空は 人の心模様も浮き彫りにする
夕餉の匂いのする 明るい家に帰る人
疲れていても 安らかで満たされた顔
ポッカリと穴の空いたような寂寥感を胸に
夕陽を見上げながら
真っ暗な 待つ者もない部屋へ
独り帰る人の 翳った眼差し
夕陽は 誰の上にも
優しい光と温かみを投げ掛けるけれど
見詰める人の心象が創る世界で
安らぎの風景にも 哀しみの情景にもなってしまう
宵闇が訪れる頃
明かりの灯った窓々を
ひとり暗い部屋から眺めている
そんな寂しい人の心にも
あの夕陽は届いている
柔らかで優しい陽の光が差し込んでいる
その事に気付いたなら
胸の中に 小さな火種を灯す事が出来たなら・・・
その火を燃やし
輝く明日を目指して欲しい
『夕陽に照らされる樹』刺繍画・タペストリー
アーティスト・片平隆さんの作品
未分類 + 2006 / 12 / 01 10:03
- ■ 暗闇からの脱出
-

明日を想うことが無くなったら
明日への夢や希望を持てなくなったら
潤いもなく 温もりもなく
乾いた心の中に すき間風が吹き抜けて行く
衣を剥ぎ取られたように
凍て付く寒さに身が縮かむだけ
思い起こしてみよう
あなたが輝いていた日のことを
あの日 心を占めていた想いを
今一度 胸の内に蘇らせたら
明日への夢と希望が
心の中に 胸いっぱいに膨らんでいたことを
思い起こしてみよう
何もかもが上手くいかない
もう どうでもいい・・・
望んで叶うものなんか何もない・・・
そんな惨めで切ない思いに俯いて
後姿に暗い影を宿しているのは
上手く運ばなかった人生の流れにあると
あなたは思い込んでいるけれど
それは あなたが幾度かの挫折に
人生の運びを放棄したから
それはあなたがいつしか夢を失ったからだということ
希望を持つのを放棄したからだということを
あなたはとうに知っている筈だから・・・
もう一度 夢を見てみよう
希望を持ってみよう
心の印画紙に再び描き印してみよう
木枯らしに吹かれても 嵐の風雨に晒されても
決して飛ばされたり消されたりしない
鮮やかに そして深みのある光彩を放つ写し絵を
あなたらしい新たな夢を
明日があるかぎり人生の道程は続いている。夢と希望が生きる糧なのだから・・・
身に起こる事は心の写し絵なのだから、暗い心は寂寥の未来しか与えられないのだから・・・
暗闇を破るのは心に灯す希望の光、そして夢の輝き。
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- プロフィール
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- Author:鎌田康秀
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吉祥寺で生まれる。幼少の頃、神戸で過ごす。
学生時代は演劇青年(不条理系の芝居}。今でも芝居好きで、観劇が趣味{ジャンルは問わず)。占術家以外では一時期、クラフトデザインの仕事に就いた事がある。少し絵心もあり。犬、猫、ウサギが大好き。でも一番好きなのが、やはり人間。思いを共有できた瞬間が最高。語り合う中で未来ビジョンが出来た時が最高。
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