光の輪舞

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飛び交う光の輪舞

夜空を飾る星達の歌声にも似て

和やかで まどろむように 空を舞う

キラキラと眩い光に誘われて

夜の公園 街路樹の道にしばし佇む

光の輪舞に包まれて

季節の移ろい もう冬の情景になっている事を知る

大気が澄み渡り

街の明かりが冷たく眩い

今年も残り少なになった・・・

ふと家の明かりが恋しくなって 帰路を急ぐ



中目黒駅前広場 街路樹のイルミネーション

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陽だまりにまどろむ

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麗らかな秋の日に

さわやかな風に吹かれ

午睡に誘われそうな まどろむひと時

楽しかった日々が心に映し出されて

すっかり気持ちも和む

人の心は絶えず変転して 様々な想いが交差する

ひとしきり 想いに耽っている間

隣りにいる人も また別の感慨の中にいるのかもしれない

それぞれの想いが 流れ 交わり

時は止どまることもなく

緩やかに過ぎていく

愛の名残り

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キャンドルの明かりに照らされた

仄暗い店の片隅

街路灯の優しい光も受けて

顔を見合わせ その目の中に

互いの思いを確かめ合った あの日

交わす言葉もいらない ただ見詰め合い

ほんのり紅いロゼのワイングラスを

合わせた時の カチンという小さな音さえ

何故か心に沁みていた

ほんの些細な行き違いが 幾度も重なり

誤解が誤解を生みチグハグに心が交差する

愛の確認が揺らぎはじめた時から

互いの背が強張り いつしか振り向けなくなっていた

無理をして サヨナラと手を振った

遠いあの日から

戻せない月日が経っても

愛の名残りは 心の奥深くに刻み込まれ

思い出の日々が 今もなお

寂寥と共に 繰り返し甦る

ポインセチアの緋色が 一層赤味を増し

帰らない時を想って 胸の中に燃え立っている


愛を失う瞬間は 寂寥感を知覚する事なく

呆然として時をやり過ごす

そして悲しみは空しく過ぎる時の流れの中で

次第に加重を増していく

ふいに訪れる出来事は全て心の奥底に

一気に封印され 感覚も閉ざしてしまう

そして暫くして封印が解かれ

感情の蓋が開き 悔恨と未練の嵐が吹き荒れる

帰らない時空 戻らない愛

その残滓に心痛む それがロストラブ・シンドローム


甦るあの日

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ふと垣間見た写真に 目が釘付けになって

たちまち時がもどり 遠いあの日が心に写し出されてくる

少年時代を共に過ごした愛犬

その面影にそっくりな写真・・・

思い出せば胸が熱くなる 12才あたりからの数年

恋心を知って ときめく胸や失念に 眠れぬ夜もあった

友達の投げた一言に傷つき 眠れぬ夜もあった

知らずに友達や関わる人を傷つけた事もあったろう

邪(よこしま)な事と知らずに 様々な悪想念に耽って

眠れぬ夜を過ごしていた あの頃

青春は回想すれば 苦く哀しい事だらけ

夢と希望と情熱の輝くような青春の日々

それは後から創り出された懐古のイリュージョン(幻想)

克明に微細に回想すれば むしろ凄春と名付けるべきもの

大人になるのも怖かった

でも子供だからこその理不尽な弾圧にうちひしがれる

懐かしい思いと 封印を解く苦々しさと・・・

秋の日の昼下がりに

少年時代の自分と向き合う・・・



カレンダー・子犬篇 「愛犬シロ」
何のひねりもないそのままの名前の犬を思い出して・・・

朽ちる愛

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薄紅色から真紅へと 勢いを増していた炎が

底に澱を溜めて 暗く色変わりしてしまったのは

愛し過ぎたせいなのか 求め過ぎたせいなのか?

それとも 溢れる期待に我を忘れたせいなのか?

胸が締め付けられ 苦しくなったのは

自分の思い通りにならなかったから・・・

あの人の気持ちが 解らなくなったから・・・

もがきながら 虚空に手を伸ばすように

囚われの独り相撲を取っていると

愛は 与えるものではなく

ひたすらもぎ取るものになっていた

何も気付かずに いつしか自己愛の罠にかかり

澱みへと落ちていく その刹那に垣間見た

深紅の薔薇の花びらが

はらはらと 散りゆく様を見た

追い求めるばかりでしかなかった

勝手な自己愛なのに 真の愛と錯覚した時から

苦悩が始まり いつ果てるともない

惑いの迷宮を彷徨うことになった

朽ちる思い はらはらと散る愛の残滓に

燃え尽きた筈の 熱情を 忘れる事が出来ずに

落ちた薔薇の花びらに残る

深紅の色に 哀しく心を寄せる

落ちても紅い その色に 心を寄せる

その色褪せる様を見詰めて

悔恨の涙を流す人は 明日の自分を創る

真に愛する自分を創る

だが打ちひしがれて寂寥の大河に押し流される人は

不毛の愛の残滓を闇雲に漁るのみ・・・



墓参り

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麗らかに秋空が広がって

そよぐ風が頬に優しい

暑くもなく 寒くもなく 絶好の墓参日和

お彼岸の折に 墓地内の雑草を抜いたり、掃除をしたが、行き届かなくて、再度出直しとなったのである。又しても、さっそく雑草が生えていて、用意したガーデニング用の熊手で根から掘り出して、徹底的に除去する。除草剤を撒き、さらに蟻の巣まであったため、駆除剤も施す。玉砂利にも沢山水をかけ、最高の佇いとなった。墓参りは、まずは清掃が一番。荒れた墓地ではご先祖も安らかな気持ちにはなれない。
お墓と家運は連動していて、何か問題があれば、家族に現象が起きる。
実例も数多く、相談内容に墓が原因の凶事も散見している。

気持ちの良い一日であった。我が誕生日の前日でもあり、新たに歳を重ねる時にすがすがしい思いとなったのである。

小平霊園の松並木道

擦れ違う人の匂い

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見知らぬ町で

擦れ違った人の匂いに魅かれ

思わず振り返った その刹那

懐かしい景色が一面に広がっていた

胸の中に 温かい泉が湧き出し

緩やかに 優しい渦を巻いている

遥かな時空を越え

目の前に現れた 人と町が

あの日の空気と光を運んでくる

いたる所に 似た顔を見掛ける

あの夫婦は・・・

あの艶やかな女の人は・・・

あの飛び跳ねる幼な子は・・・

足元から伸びた 時の長いトンネルを

流れ 吹き抜けていく風が

遠い過去と現在を結んでいる

かつて この道を歩いた人が

いつか この道を歩く人が

満面に笑みを湛えた顔で近寄って来る

真昼の空間に開いた 時の裂け目から

幾世にも渉る 大勢の人々の

歌声やざわめき 生命の息吹きが聞こえてくる

魂の記憶

江戸東京博物館

プロフィール

鎌田康秀

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    鎌田康秀相談室


    吉祥寺で生まれる。幼少の頃、神戸で過ごす。
    学生時代は演劇青年(不条理系の芝居}。今でも芝居好きで、観劇が趣味{ジャンルは問わず)。占術家以外では一時期、クラフトデザインの仕事に就いた事がある。少し絵心もあり。犬、猫、ウサギが大好き。でも一番好きなのが、やはり人間。思いを共有できた瞬間が最高。語り合う中で未来ビジョンが出来た時が最高。

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