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神とは

 神の本体

 形ある宇宙の前に混沌とした宇宙の「気」があった。カオスというものである。ただひとつの実在としての宇宙霊と名付けられるものである。人の心や観念の所産として、この宇宙神霊は、御霊分けを始める。天地自然の神として、太陽神、月神、そして、山神、海神、木神、火神、土神、金神、水神、から、さらに、土俗的に、民族的に神々が分化多様化してこの地上に降霊を始めるのである。

 宇宙神霊は、現象界の一切の造物主である。その理を説く者として釈迦があり、マホメッドがあり、キリストがある。聖なる者として、宇宙の理を説く者はそのほか数限りなく登場するこことなる。いつしか、聖者達は神格が与えられ、様々な宗教となって巷に溢れかえる歴史を作るのである。日本でも古代神道があり、又、東西の交流から、あらゆる神々が伝来し、宗教氾濫の世界が出現するのである。神々が殆ど人の形となって現れるのは、何故か? それは、人があらゆるものに対して擬人化する癖をもつため、形のない宇宙神霊をいつしか人格化された神として崇拝の対象としてゆくのである。稀に動物神もあるが、神々は人の形をしているものが圧倒的に多いのである。受け入れやすく理解し易いから、思考回路に人型をはめるのである。

 神への帰依、信仰のプロセスは、究極、人智を越えた真理への憧憬と共に、弱き人々の神への祈願という、依存的な心から、異常な発展を果たすのである。又、政治が絡めばなお一層、為政者は宗教的理念に基づいて人心を統合しうる絶対権力となって、神の代理としての生殺与奪の権を行使する所となる。

 神を感じる事。これは、人の観念が捉える想念世界での出来事である。その想念は与えられた教育や、学習体験の情報により、脳に蓄積された概念を思考する事によって果たされる。人が思考する事によってのみ、霊魂や神霊の活動が表現され、体感されるのである。宇宙の波動も又、心の働く場である脳髄で受け入れられ、その後に、神経系に送られそれが、肉体細胞に伝えられ身体活動となっていく。神とは、想念の所産であり、その実在感もまた、観念世界の出来事である。

 人の思考は人生の一切を創る。神との合一感も又、思考以外に無い。
霊能者とは、たぐい稀な思考観念の持ち主である。異相世界と現実世界の狭間をつなぎ見事にシンクロさせる達人である。しかし、これが真の現実として実証しうる事は不可能であり、信じるか信じないかの世界に帰着するのである。

 神を感じ、神の心を持つ事は尊い。神の心が自らの想念世界に入ることで大きな自分が創られていく事が意味のある事である。しかし人は決して神にはなれないし、神から運を与えられる事も決して無い。人生の現実は自分自身の力で開いていくしかないのである。神との交流、神と対座する自分の心を見つめる事である。
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プロフィール

鎌田康秀

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    鎌田康秀相談室


    吉祥寺で生まれる。幼少の頃、神戸で過ごす。
    学生時代は演劇青年(不条理系の芝居}。今でも芝居好きで、観劇が趣味{ジャンルは問わず)。占術家以外では一時期、クラフトデザインの仕事に就いた事がある。少し絵心もあり。犬、猫、ウサギが大好き。でも一番好きなのが、やはり人間。思いを共有できた瞬間が最高。語り合う中で未来ビジョンが出来た時が最高。

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